『旋風天戯 ~宿命と血と呪いと~』[瀬川貴次/集英社コバルト文庫]

 神仙の末裔である少女・芦笙と、呪いによって妖魅へと変化しつつある青年・貴琅。「出会ってはならない」二人の出会いからはじまった、中華風異世界ファンタジー4巻目。

 なんというか、このシリーズの感想を書くとき毎回同じこと言ってるような気がするんですが。それでもあえて言わずにいられないぐらいに、「王道万歳ー!」と叫びたくなるような展開でした。具体的には芦笙と貴琅のらぶ方面とか。いやもう、いくらなんでもあんなベタなイベントを持ってくるとは思ってませんでしたよ(←褒めてます)
 内容的にも、芦笙以外にも「鍵」となる少女が?という事実を前に、動揺しつつも改めて互いへの想いを自覚する芦笙と貴琅と、これまた美味しい展開でしたが……それだけに、今回対峙した妖魅の遺した言葉が今後の彼らの関係にどのような影を落とすのか、楽しみなことこの上な……じゃなくてえーと、心配なところです(微妙にわざとらしい口調)
 そうそう、前回から地味に暗躍している例の彼。当初思っていたよりも良い性格をしているようで。今巻でお気に入り度がちょっと上昇(←悪趣味)

 次巻は冒頭から厳しい状況におかれることになりそうですが、はてさてどうなることやら。

作品名 : 旋風天戯 ~宿命と血と呪いと~
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著者名 : 瀬川貴次
出版社 : 集英社コバルト文庫(集英社)
ISBN  : 978-4-08-601094-8
発行日 : 2007/11/1

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