■ 2005.5月の雑記

 5月28日(土) 「三国志マガジン第3号」

 本当はこの雑誌、号数が数字じゃないんですけど、ややこしいので分かりやすさ優先で勝手に数字表記にしてます。まーそれはさておき、以下いつものように気に入った作品のみ適当に感想。

■ 志水アキ『巌のごとく』:作者サイトの作業進行状況を拝見して、原稿落とすんじゃないかと本気で心配していたのは私だけではないはずだ。話のほうは黄忠と趙雲をメインに漢中攻防戦を描いたもの。ストーリィは単純ながら高水準なので文句なし。個人的には、夏侯淵の扱いが微妙でしたが、まぁこれは『蒼天航路』の妙才殿が最近の脳内デフォルトになってる関係もあるからなぁ。あと一つ言うなら、ヒゲのおじーちゃんが素敵でした。

■ 白井恵理子『STOP 劉備君!』:うわー、懐かしい。昔、割と気に入って読んでましたよ(途中で時事ネタが私的に微妙になって読まなくなったのだけど) 久しぶりに読むと、やはり面白かったです。

■ 大西巷一『曹操孟徳正伝』:曹操より、袁紹や劉備のほうに興味が惹かれるのは仕様ですか。いや、曹操も決して悪くはないんだけど、ね……。董卓はオーソドックスな悪人っぽい。

■ 陳某『火鳳燎原』:今回は分量が少なく、第8回「霸者之血路」と第9回「闖關」のみ。コミックで言うと2巻3話目までが収録されてます。……やっぱり訳が上手くない……贅沢言わないから金庸翻訳者レベルを連れてきてください(←十分贅沢言ってます) 愚痴はさておいて感想。今回収録された範囲だと、何はさておいても第8回の董卓ですな。方向性は多少違うけど『蒼天航路』級の化け物といえば分かりやすいでしょうか。そんな董卓にあっさり洗脳というか感化される献帝(誤植でしょうが、雑誌上の表記は少帝になってる)というのも、他の作品ではあまりお目にかかれない図です。第9回は趙火の洛陽潜入。何事もなく行くかと思いきや、別口で洛陽に潜入しようとしていた孫軍の兵が起こした騒動に巻き込まれた趙火の運命や如何に、というところで以下次号。予告に使われた絵を見る限り、確実に12回までは行きそうですが……最初から分かっていたことだけど、この調子だと本当、永遠に現地連載には追いつけないですね_| ̄|○

■ 佐々木泉『伍君神』:魯粛話第2弾。今回は孫策の死後、魯粛が故郷に帰ろうとした、というエピソードを基にした話。話そのものはやっぱり地味でしたが、この人の作品の雰囲気は好きだなーとつくづく思いました。そして、何気に周郎は美味しいところを持っていきましたな……。

■ あとの作品は個人的にイマイチでしたが、掲載作品全部が好きな雑誌なんてないし、まぁこんなものかと。創刊3号目にして、それなりに執筆陣やらは揃ってきた印象ではあるので、今後も細く長くでいいから続いてくれることを期待してます(なんだかんだで『火鳳』の邦訳が読めるのは大きいのですよ)

■ 『火鳳』といえば、購入してる通販サイトでまだ18巻が入荷されず読めていません……(涙) 香港では数日前に、もう19巻が発売されてるのにー。

 5月25日(水) 「改めて見たら」

 6月、購入予定が多くて死ねそう(汗)

■ バジリスク第7話。兄様とお胡夷のらぶらぶ度……もとい、仲良し兄妹度が物凄い勢いで上乗せされてると思ったのは気のせいでしょうか。伊賀に乗り込む前、「弦之介様を助けるのが第一」と刑部に釘をさされるなんて、兄様普段どれだけお胡夷を猫かわいがりしてるんだろう……しかも駆け寄ってくる蛍火を一瞬お胡夷に見間違ったりするしさ……。他、何気に小四郎に朧との幼馴染設定が追加されていることが判明したりと、なんかもう抜かりないなぁアニメスタッフという感じ(←何が) 真面目(?)な感想も少し書くなら、原作で気に入ってたのにコミック版では削られていたお胡夷の台詞があって嬉しかった反面、逆に削られた(というか微妙に改変された)台詞もあって少し残念でした。朧に不戦の約定が解かれたことが伝えられる場面では、最初は何を言われたか分からず→言葉の意味を理解して愕然となるまで変化が、ありきたりな演出といえなくもないけど朧の衝撃が分かりやすくて良いなぁと思ったり。あと、ぶっつけ本番な演技に内心ひやひやしてる兄様がかわいい(←もう黙れお前) さて、来週は兄様大活躍というのを差し引いても、コミックで1,2を争そう名場面です。スタッフが作画にこれまで以上の気合を入れてくれていることを祈ります。

 5月24日(火) 「ラノパ投稿受付終了」

 ……って、もう2日前の話ですが(汗) ともあれ、参加なさった皆様、お疲れ様&ありがとうございました。そして最後までろくに役に立てず申し訳ありませんでした……>関係者各位。

■ 上記に絡んで。ラノパ、まだ動きはあるものの一区切りはついたので、協賛バナーはいったん下方に移動しました。

■ 参考までにお聞きしたいのですが、谷山由紀さんの『天夢航海』と『こんなに緑の森の中』をお探しの方いらっしゃいますか? 近所の古本屋で発見したので、よろしければ確保しておきますが。……それにしても、『コンビネーション』もあれば完璧だったのですけど、流石にこれはなかなか見つかりませんね(苦笑)

 5月21日(土) 「気のせいかもしれないけれど」

 風邪、多少は回復傾向になってる気がしなくもない。とりあえず、熱はある程度下がりました。

■ ラノパ投稿、絶対コメントしようと思っていた作品には投稿終了。数は少ないけど、少数精鋭ということで。特にイチオシしたいのは「ラノン」と「EDGE」かな。他の作品は今更とやかく言わなくても知名度があるだろうと思うのだけど、この2作品はちょっと微妙な気がするので。「EDGE」はまだともかく、「ラノン」は感想滅多に見かけないものなぁ。……ついでに、私情でイチオシしまくりたいのは言わずもがなで「真タロ」なのですが、これは「運タロ」復刊してくれないことには、やっぱり、ねぇ……(遠い目)

■ 『戦国BASARA』、詳細が明らかになるにつれてツッコミいれる気もなくなっていくのがいっそすがすがしい(苦笑) まぁ、私の場合はもともとそんなに熱心な戦国時代ファンじゃないので、割り切ってしまえばゲームとしては単純に面白いかもとは思わなくもないですが。一方で、やはり一応戦国時代を舞台にするなら基本は抑えて欲しいなぁとも思うわけで。せめて織田勢多すぎ&西国勢が全然いない状態は何とかならなかったかなぁ。……謀反シナリオありなら明智よりむしろ松永弾正使わせろーとかいう私怨は全くないデスヨ?

 5月20日(金) 「半死に」

 熱が38度を越える&他の症状も悪化はしていても回復の様子なしという状態なので、さすがに今日はバイトを休む。風邪だろうと自己判断しているものの随分長引いているので、一応病院で診てもらっておこうとヨロヨロ外出。で、診断結果はやはり風邪とのこと。「ちょっとこじらせちゃってるねー」って、そんな軽い口調で言わんといてください先生本気でしんどいんですからこっちは……。ともあれ薬もらったので、これ飲んで大人しくしてます。来週には治ってますように(祈)

■ ……そんな状態で、何故更新してるんでしょうね私……(いやまぁ、数日前からぽちぽち感想書いてUPする準備は済んでいたからなんですが)

 5月18日(水) 「体調が相変わらず悪いまま」

 市販の風邪薬飲んでるのですが、イマイチ効果がでない。……もしかして、心の奥底で出社拒否気味という側面もあったりするのだろうか。色々思うところはあるにせよ、現状ではそこまで嫌気がさしてるわけではない、と思うのだけれど……(妙に自信がなさそうな口調)

■ バジリスク第6話。兄様が格好良いなぁとにまにましながら視聴。真面目な話、今回は作画も大きく崩れなかったし、朱絹が朧をどこか痛ましげに見る様子やら小四郎と蝋斎が弦之介を討ったら朧は……と気遣う様子やらオリジナルで追加された要素も個人的にGoodだったし、兄様の「俺も行こう」のときの凶悪な表情も素敵だったし(結局そこがポイントらしい)、最後まで満足でした。さて次回はお胡夷がメイン。例のシーンまでは多分行かないかな。まぁ、次回予告見る限り作画も安心できそうなので、楽しみに待つことにしよう。どうでもいいけど、次回タイトル見たとき一瞬吹きだしそうになった。いや、原作章タイトルだと分かっちゃいますが……ねぇ?

 5月17日(火) 「ラブコメの基本とはいえ」

 『北宋風雲伝』(滝口 琳々/秋田書店プリンセスコミックス)10巻購入。……本誌を読んだときにも思いましたが、なんでこの二人あそこまでいってお互いの気持ちに気がつかないのでしょうかねぇ……(苦笑) まぁ、流石に現在雑誌連載中のエピソード終了時には婚約までこぎつけていることを祈ります。じゃないとメインの話が全然進まないし(←ポイントはそこなのか)

 5月15日(日) 「投稿期間延長」

 ライトノベル・ファンパーティーの投稿期間が一週間延長され、22日までとなりました。うっかりまだ投稿してなかった!という方、時間がなくてまだコメントが!という方。ゆっくり……はできないでしょうけど、とにかく是非投稿なさってくださいませ。…………つーか、私もまだ投稿しようと思いつつできてない作品が多いや(汗)

 5月14日(土) 「風邪気味」

 いまひとつ気候が安定しないからか、この数日微熱が続いてます。とりあえず、この土日は大人しくしていよう。

■ 個人的に好きな作家の一人森福都さんの『十八面の骰子』が6月に文庫化。……いや、それは純粋に嬉しいのですが(もうハードカバー版持ってるけど)、『双子幻綺行』の文庫化はまだですか……?

■ 思いっきり私信的(というか、はてななりBBSなりに直接書きこんでこいよという)独り言。ラグさんは、『陸小鳳伝奇』(古龍/小学館文庫)の西門吹雪あたりも気に入りそうだと思う。「西門吹雪に降りかかるのは雪ではない。剣に散る血の花だ。」とか、最初の紹介文の段階で既に格好良いんだものなーこのお人は。

 5月11日(水) 「バジリスク第5話」

 アニメスタッフありがとう! うわーい、先週「期待してたのに追加されなかったなぁ」としょんぼりしていた左衛門とお胡夷のやりとりが、今回放送で仲良し兄妹の朝の風景という形で追加されていましたよ。とりあえず、「茶飲み友達の十兵衛云々」というお胡夷の台詞に反応する兄様がなんだか微笑ましかったです(笑) 他、弦之介が自分の立場を忘れているわけではない描写が追加されていたのもなかなか嬉しい演出でした。来週からは甲賀の反撃(≒兄様の活躍)が始まるのでまたそれも楽しみ。 …………ところで、陽炎がなんかさらに怖い人になってたように思うのは気のせいでしょうか(震)

 5月9日(月) 「スピードは一歩劣るか」

 10日発売分のライトノベル新刊、セブンアンドワイで注文したのですが、入手できるのは明日らしい。うーん、もう少し早く届けば嬉しいのだけれど……。

 5月7日(土) 「オンライン書店比較中」

 bk1がリニューアル以来どうにも使いづらくなって辟易し(つーか、検索が正常に機能しないのは致命的だ)、どっか別のところに乗り換えようかと思っているのですが。改めて見るとコンビニ決済できるところがあまりないのですよね……。そうなると、私はクレジットカードを持ってないので、必然的に代引きになってしまうのが痛い。そんなこんなであれこれ考えた結果、とりあえずセブンアンドワイでお試し注文してみることに(自宅から歩いて2分弱のところにセブンイレブンがあるので、利用しやすいかなーと) 使い勝手がよければこっちをメインにしようっと。

 5月4日(水) 「1ヶ月あるからなんとかなるよね?」

 6月の日商簿記3級、申し込み。できれば一回で取って、次回は2級に挑戦したいなーなどと若干甘いことを考えてますが、どうなることやら……って、この期に及んであまり時間かけるわけにはいかないんだし、「意地でもどうにかする」って心構えで挑まねばなりませんな。よし、気合入れていくぞ。おー。

■ 「バジリスク」第4話、いつもより放送時間が一時間早かった&翌日が休みということで、リアルタイム視聴。……馬鹿ップルの馬鹿ップルぶりはマンガ版よりさらに磨きがかかってるよなぁ絶対……(なんとなく遠い目) それ以外ではおおむね原作に沿った展開。しかし、朧が陣五郎の行動に気づいて罰する→丈助と朱絹の戦いに割って入るの順番が変わっていたのは何か意味があるのだろうか……。あと、もしかしたら兄様こと如月左衛門(←この作品で一番好き)がお胡夷を伊賀に送り出す場面がオリジナルで追加されてないかなーとこっそり期待していたのですが、そこまでのサービスはなし。うーむ、残念だ。さて、来週は天膳たちの甲賀襲撃で終わるでしょうから甲賀の巻き返しは再来週までお預けか。早く兄様の活躍とお胡夷との例の場面が見たいなー(←結局そこか)

 5月1日(日) 「だるー」

 昨日の暑さに負けたか、どうも体調が悪い……。

■ 『拝み屋横丁顛末記』4巻が発売されていたので購入。新キャラのエンジェル(仮名)が強烈でした。大家さんまで引いてるし(笑) 他には、幽霊屋敷探検やらクリスマス騒動やらご隠居三爺の一人・高田さんの昔の恋に絡んだエピソードやら。どの話も相変わらず安心して読める作品でした。

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