2011.06.17
2011年7月の購入予定。
毎月恒例購入ほぼ確定組の自分用備忘録。
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2011.06.11
「Fate/Zero」商業版最終巻。そして、物語は10年後の第五次聖杯戦争――「stay night」へ。
いやー、やっぱり面白かった。残るべくして舞台に残った人間と英霊たちが繰り広げる最終決戦は、どれもが見ごたえありでした。しかし、表主人公たる切嗣とセイバーが、それぞれに絶望と対峙することになる展開はなんともはや。まぁでもセイバーは、ここで徹底的に打ちのめされておかないとSNでの彼女に繋がらないしなぁ。あまりの報われなさが可哀想だけど、仕方がないと思うしか。切嗣は、最期には士郎に己の原点を思い出せたわけだし……まぁ、悔恨も無念も多かろうけれど、悪くない最期、だったんじゃないかなと。
そんなこんなでどこか虚無的な結果に終わったセイバー組に対して、裏主人公もしくは真主人公といっても過言ではないライダー&ウェイバーの戦いの結末は、実に良いものだったと思います(そこか) 豪放磊落な征服王が格好良いのは今さら言うまでもないので置いておくとして。ウェイバーはのちの生存が確約されている数少ない人間だったのである意味彼のパートは安心して読めていたんですが、それはそれとして1巻当初からこうも成長するとは想像もしていませんでした。グレンさんとのやりとりとかエピローグでの描写が好きだわー。
その他では、とりあえず我様の最強ラスボスっぷりが素敵だった。ウェイバーとのやりとりとか『この世全ての悪』を肯定する場面とかは、そうそう迂闊なだけじゃないんだよこの人は、と嬉しく思った。言峰は、「ああ、これでこそ言峰だよね……」という感じ。そしてもう一人、雁夜は……彼自身は幸せな幻想に浸って逝けたので悪くない結末でしょうが、桜がね……彼女が解放されるまで10年かかるのかと思うと、悲惨の一言。あと、彼女の影に隠れてるけど凜も置かれた境遇はわりと酷いし。次世代組頑張れ。
原点へと至る悲劇の物語、再読でしたが堪能いたしました。久しぶりにSNやり直したくなったぐらい。……ところでhollowの移植はまだでしょうか。
作品名 : Fate/Zero(6)煉獄の炎 【amazon
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bk1】
著者名 : 虚淵玄
出版社 : 星海社文庫
ISBN : 978-4-06-138912-0
発行年月 : 2011.6
2011.06.04
『煌夜祭』、「〈本の姫〉は謳う」に続く、多崎さんの2年ぶりの新作。話を要約すれば、「サマーア」という名の神を崇めるとある国の変革の物語、となるでしょうか。
いやー、今回も素敵な物語でした。6部構成で語られる事象は一つのもので、それ自体はストレートな印象なのですが、それに関わった6人の視点から語られることで物語が厚みを帯びていく結果に。おかげで読みながら、「おお、ここではこんなことが」とか「ああ、このときこの人はこんな気持ちだったのか……」と楽しむことができました。……まぁ、どうしても同じような場面を繰り返し読むことになってしまうので、冗長に感じることもありましたが。
ちなみに私が好きなのは、「紅輝晶」と「闇輝晶」。特に、「闇輝晶」はこれまでのお話で語られなかった部分が多かったり、立ち位置的にこれまであまり表に出てこなかった人物の視点ということも手伝って、興味深くもありました。それを差し引いても、この人の生き様――自分の抱いた夢・理想・目標を成し遂げるべく、最期の最期まで己の信じた道を真っ直ぐに進んでいく姿は、切なくも格好良かった。ラスト、彼の最後に手向けられた言葉と締めくくりの言葉が、じわっとくる。あとは、幕間のイラストも巧いなぁ、とか、タイトルの意味……!とか。
あとがきによれば、次回作は漢字を使ったファンタジーということで。気長に発売を楽しみに待ちたいと思います。
作品名 :夢の上 (1)翠輝晶・蒼輝晶 【amazon
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bk1】 / (2)紅輝晶・黄輝晶 【amazon
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bk1】 / (3)光輝晶・闇輝晶 【amazon
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bk1】
著者名 : 多崎礼
出版社 : 中央公論新社(C☆NOVELS FANTASIA)
ISBN : 978-4-12-501123-3 / 978-4-12-501138-7 / 978-4-12-501152-3
発行年月 : 2010.9 / 2011.1 / 2011.5
2011.05.22
蔵書の電子化(いわゆる自炊)を進めています。
定期的に処分はしていてもなんだかんだで手元に置いておきたい本は増える一方になってたので、本を裁断するという葛藤を乗り越えて挑戦しはじめたのですが……いやこれけっこういいですわ。文明の利器万歳。データはPCとDVDに落として保管していますが、もうひとつ保険で外付けHDD買ってもいいかなぁ、と思ってみたり。
ターゲットになってる本は、ほとんど読み返しもしないけどわりと好きだからなんとなく手放したくはない、という本。そこまで手間をかけたくない本はドナドナ箱へ流してます。
この調子で部屋のざくざく整理を進めたいところ。
2011.05.19
「Fate/Zero」商業版第5巻。今回収録部分では脱落者はそう多くありませんが、じわりじわりと舞台は整えられ、物語は終焉に近づきつつあります。
とりあえず、言峰がいよいよその本性を自覚しはじめたりアーチャーと共闘関係成立させてたりと、SNを知ってる側からすれば落ち着くところに落ち着きだしてるなーと思った。最後の「三文劇」(byアーチャー)とか実に言峰らしいし。しかし、正直この時点ではまだ言峰よりも間桐の方がやってることは救いがたいとも思う。じーさん、少ない出番でやることは実にえげつないもんな……時臣の判断は魔術師としては間違ってないのだろうけれど、それでも、養子に出す先を間桐にしたのはどう考えても失敗だろうと思うんだ……。
で、そんなこんなでシリアスなメイン組とある意味で対照的なのがライダー組。1巻から比べて格段に成長しているウェイバーと、正々堂々我が道を往くライダーのコンビは、重苦しくなっていく物語の中で数少ない憩いですよ。まぁ、そんな彼らの戦いも間もなく決着を迎えるわけですが。あれはもう何度も読んだ場面ではありますが、それでも大好き!と思える場面なので、やっぱり楽しみです。そういえば、切嗣がウェイバーの行動を深読みしすぎて読み間違いまくってるのには地味に受けますね。
そのほか、時臣と凛の別れの場面でSNプロローグが頭をよぎったり、アイリと舞弥のやりとりにそれ死亡フラグ……!と思いつつしんみりしたり、今回唯一華々しいセイバーvsライダー戦に手に汗握ったりした。あ、あと、いまだ孵らぬ卵の中で夢を見ている○○○の描写がとてもじんわりくる。hollowの情報が頭にあるだけに、どうしても、ねぇ……
さて、残すところあと1冊。せっかくだから、最後はあのイラストがくると良いなぁ、と思いつつ。
作品名 : Fate/Zero(5)闇の胎動 【amazon
・ boople ・
bk1】
著者名 : 虚淵玄
出版社 : 星海社文庫
ISBN : 978-4-06-138910-6
発行年月 : 2011.5