BLACK LAGOON The Second Barrage。

結局、いつもよりちょっと早起きして録画で視聴。ちなみに原作既読組。
第1話(というか第13話というか)は「双子編」から。……初っ端から濃いよなぁ……。
まぁとりあえず、いくら深夜枠とはいえ地上波でやってもいいのかなーとはちょっと思った。
一部姐さんの台詞に規制かかったり(そんなにやばいのか、あの台詞って?)双子の虐殺やら遊んだあとの表現もぼかしたりしてるとはいえ、それでも結構エグかったし。

ちょっと風邪気味。

……まぁ、いつものことといえばいつものことですが。季節の変わり目だしね。しょうがないよね、うん……
明日はちょっと仕事休めないし、せめて今日は早く寝よう。
あ、でも今日の深夜からBLACK LAGOONのアニメ第2期やるんだっけ(←リアルタイムで見るつもりですか)

『拝み屋横丁顛末記 七』[宮本福助/ZERO-SUM COMICS]

いろいろ困った連中が繰り広げる、まったり楽しい横丁ライフもはや七巻目。

話的にはまぁこれまでどおりというか、この作品でそんなに大事件が起こるわけもないし(言い切った) とりあえず、三爺が地味に不幸で大家さんが最強でふらりと遊びに来る先代大家は横暴でエンジェルが我が道を突っ走ってて大変よろしかったです。個人的に今回お気に入りは東子さんと平井(幽霊)の話かなー。新しい編集氏とやたら親密な東子さんの姿に、これまで自覚していなかった自分の気持ちを思い知る平井。終盤は、「おー、ついに言った!」という感じでした。オチは、まぁどうせそんなことだろうとは思ってましたがね(笑)

ところで、ゲストキャラのスピリチュアルカウンセラーのモデルってどう見ても(以下略)

作品名 : 拝み屋横丁顛末記 七 【bk1】
著者名 : 宮本福助
出版社 : 一迅社(ZERO-SUM COMICS)
ISBN : 4-7580-5245-X
発行年月 : 2006.9

『カーリー 二十一発の祝砲とプリンセスの休日』[高殿円/ファミ通文庫]

 第二次大戦期のインドを舞台にした、世界名作劇場風歴史物語第2巻。

 あらすじ読んで、バローダ藩王国の王女が登場するなら、アンベードカル博士も名前ぐらい出るんじゃないかと期待したのに(さめざめ)
 ……埒もない歴史オタクの嘆きはとりあえず横に置いておくとして、今回の感想。内容を要約してしまえば、バローダ藩王国の王女・パティが突然転校してきたことをきっかけにはじまる騒動、ということになるでしょうか。1巻は、特に後半から国の思惑が絡んだ陰謀劇といった色合いが強くなっていましたが、今回はそちらはギリギリまで伏せられていた感じ。それなりに苦労しつつも楽しそうに綴られる、シャーロットと友人たちの寄宿舎生活の描写がなんとも微笑ましかった。1巻では、単なるプライドの高いイヤな子だったヴェロニカの別の面も見れましたしねー。
 しかし、そんな楽しい時間もやがては終わる。パティが、幼い日々と短い休日に別れを告げる一連の場面が、なんとも切なく印象に残りました。

 最後には、隠されていた真実の一部に触れた代わりに、カーリーと苦い別れをしてしまったシャーロット。彼女たちがこの先どうなっていくのか。続き、読めるといいですねぇ(なんとなく遠い目)

作品名 : カーリー 二十一発の祝砲とプリンセスの休日
    【 amazon , BOOKWALKER
著者名 : 高殿円
出版社 : ファミ通文庫(エンターブレイン)→ 講談社文庫(講談社)
ISBN  : 978-4-7577-2911-7 → 978-4-06-277493-2
発行日 : 2006/9/30 → 2013/3/15

コミック三国志マガジンvol.11。

購入。今号はコミック作品そのものに力を入れたというだけあって、読める作品が多かったです。…………不満はあるが(妙に怨念の篭った声)

【異郷の草(志水アキ)】
蜀→魏→呉ときて、今回は南蛮、孟獲。孟獲が実は漢人という設定で、いわゆる七縱七禽(この話では一回しか捕まってませんが)を描いた話。話は高水準安定で面白かったけど、もうちょっと孟獲が南蛮に思いを寄せる過程を描いてくれればもっと好みだったかも。あああと、祝融はかわいかった。

【火鳳燎原(陳某)】
……………………………………………………正直、見た瞬間愕然といたしましたとも。なにせ、前号のラストから続いてないんですから。
その理由は、「前号までのダイジェスト」の部分で書かれてますがね。なんでも「展開が遅い」と批判があったそーで、一部割愛(その部分はダイジェストで補完し、勿論単行本には収録)することにしたそうです。
いや、私もサイトで永遠に現地版に追いつけなさそうとかいろいろ書いてましたがね、だからといって今回の措置は正直それはないだろう、と。
第一、今回割愛された部分というのが桃園三兄弟と燎原火の初対面でかつ初めて作中に「趙雲」の名前が出てくる場面なのがなお許せないというかっ! 個人的には前半名場面の一つなのにっ!! うがー、納得いかなーーーいっ!!!

……えー、ひととおり叫んでちょっと落ち着いたので今号収録分の感想行きましょうか。内容的には呂布VS文醜メインで、その影で董卓と袁紹の問答があったり後継者の座を巡り董?と呂布の間に静かな火花が散ってみたりとようやく序盤で盛り上がる部分まで来たな、という感じ。次号、策略を持って呂布から冷静さを失わせた燎原火の次の手は、というところで今回は終わっているのですが……さすがに、次号はこのまま続き載せるよな? 予告で「呂布VS燎原火」になってる辺りがそこはかとなく不安……(この二人のちゃんとした一騎打ちは、確かここから数話後のはずなので)

【盤上戯(佐々木泉)】
魯粛シリーズ第6話。相変わらず安定した面白さ。派手さには欠けるけど、人物の描写や扱い方が細かい部分で上手いなぁと思います。次はいよいよ赤壁でしょうか。楽しみ。

感想らしい感想がある作品はこの3つぐらいですが、他の作品もそれなりに楽しめたし、個人的に値段分の元は取れたかな。しかし本当、号によって質の差が激しい雑誌だ。