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	<title>趣味の店・空想堂 &#187; 著者名　や行</title>
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		<title>『忍びの卍　山田風太郎ベストコレクション』[山田風太郎/角川文庫]</title>
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		<pubDate>Tue, 05 Apr 2011 11:16:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>葉月あき＠管理人</dc:creator>
				<category><![CDATA[著者名　や行]]></category>
		<category><![CDATA[a_8-1：山田風太郎]]></category>

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		<description><![CDATA[　久しぶりの山風作品感想は昨年から角川文庫で刊行開始された、山田風太郎コレクションからこちら。あとがきによれば、これが二回目の文庫化だとか。……こんなに面白いのに、長らく入手難が続いてたとか、正直わけがわからない。ちなみ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　久しぶりの山風作品感想は昨年から角川文庫で刊行開始された、山田風太郎コレクションからこちら。あとがきによれば、これが二回目の文庫化だとか。……こんなに面白いのに、長らく入手難が続いてたとか、正直わけがわからない。ちなみに作者自己評価は「A」。</p>
<p>　三代将軍徳川家光の時代。大老・土井大炊頭の近習・椎ノ葉刀馬は公儀忍び組を一派にまとめるため、伊賀・甲賀・根来の三派を査察し、最も優れた組を選抜するという任を受ける。それが、壮絶な隠密合戦の幕開けだった――というのが序盤のあらすじ。<br />
　この忍法帖の特徴は、登場する忍者（及び忍法）の少なさですね。登場人物する忍者は3名のみ。その他は、査察役を仰せつかった柳生流の高弟・刀馬とその婚約者、あとは幕府の上層部などで、まぁ、一般人といってもいい部類。<br />
　で、忍者にしろ忍法にしろ、数が少ないとなるとワンパターンになるんじゃ？と思われるかもしれませんが、全然そんなことはなく。少ないからこそ、他の忍法帖ではあっさりさっくり使い捨てられていく忍者の掘り下げが行われたり、一つの忍法が発展をみせたりと、他のそれでは味わえない面白さがあります。<br />
　そして、そんな登場人物たちが繰り広げる物語もまた、文句なく面白い。最初にざっくりまとめたあらすじは、本当にただの序章にすぎず。刀馬の査察結果が出てから本格的に幕を開ける忍者たちの暗闘は思わぬ展開を見せ、やがては歴史にも残る「ある事件」に繋がっていくことになるのですが――その展開の巧みさが、さすがは山田風太郎、という感じ。</p>
<p>　そして、それぞれに優れた使い手である忍者（＋刀馬）の死闘から目を離せないまま物語を読み進めていけば、終盤でさらなる衝撃が待ち受けているという。『黒幕』といっても過言ではないだろう人物の描いた図が白日のもとに晒された瞬間はもう、鳥肌ものでした。作中の「忍法とはただ忍の一字」という台詞、そして、『黒幕』に対し一人生き残った彼が行った抵抗が、なんともいえぬ悲哀を感じさせるとともに強く印象に残ります。</p>
<blockquote class="isbn"><p>
作品名 ： 忍びの卍　山田風太郎ベストコレクション 【<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4041356644/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&#038;tag=shujia-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=7399&#038;creativeASIN=4041356644">amazon</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4041356644" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> ・ <a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/statform?id=aIrivy7Td*E&#038;offerid=33310&#038;bnid=2&#038;subid=0&#038;ifc=4&#038;ifr=9784041356647">boople</a> ・ <a href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=2385893&#038;pid=879229734&#038;vc_url=http%3A%2F%2Fwww.bk1.jp%2Fproduct%2F03342702?partnerid=02vc01" target="_blank" ><img src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=2385893&#038;pid=879229734" height="1px" width="1px" border="0">bk1</a>】<br />
著者名 ： 山田風太郎<br />
出版社 ： 角川書店（角川文庫）<br />
ISBN ： 978-4-04-135664-7<br />
発行年月 ： 2010.12
</p></blockquote>
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	</item>
		<item>
		<title>『子守り魔王と姫騎士団長　～神々の祝宴～』[夕鷺かのう/B’s-Log文庫]</title>
		<link>http://www.shujia.jp/2010/11/16_1035/</link>
		<comments>http://www.shujia.jp/2010/11/16_1035/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 16 Nov 2010 10:33:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>葉月あき＠管理人</dc:creator>
				<category><![CDATA[著者名　や行]]></category>
		<category><![CDATA[a_8-3：夕鷺かのう]]></category>

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		<description><![CDATA[　アステカ神話モチーフの異世界ファンタジー、第3巻にして最終巻。 　もう少し続くかなぁと思っていただけに、全3巻で終わったことに驚きました。まぁでも、メイン三人に各巻それぞれスポットは当たってるし、このぐらいの分量でコン [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　アステカ神話モチーフの異世界ファンタジー、第3巻にして最終巻。</p>
<p>　もう少し続くかなぁと思っていただけに、全3巻で終わったことに驚きました。まぁでも、メイン三人に各巻それぞれスポットは当たってるし、このぐらいの分量でコンパクトにまとまっているのも悪くないのかもしれない。<br />
　作者様曰く「魔王のターン」となる今回は、ざっくりと展開をまとめてしまえば、神々の「太陽争い」に関連して、豹変したトラロックと終焉を間近にした世界を救うため、騎士団長として戦いに赴くクレアたち……みたいな。設定説明の関係か若干駆け足かなー、と思う部分もありましたが、1巻から比べると格段に成長したヒロインや、彼女周辺の登場人物たちや関係の変化は実に良かった。というか、正直このヒロインにここまで好意を持つようになるとは、1巻当初は夢にも思わなかったし。本来苦手なはずの逆ハー状況もなんとなく許せるのは、人徳なんだろうか……。その他の登場人物では、一番気に入っていた偽弟ことセシルがいろんな意味でとても美味しかったので、それだけで満足しました。この先も二人（？）仲良く、姉馬鹿・弟馬鹿してると良いと思います。<br />
　あと、元ネタ神話的に世界の危機展開が来るのは確実だろうけど、どう始末を付けるのかなぁと思っていたのですが、ほどほどにシビアというか。わりと上手く処理されていたように思いました。そのあたりも流れもなかなか面白かったです。</p>
<p>　最後は、如何にも大団円という感じ。実に後味良く楽しめました。次回作も楽しみです。</p>
<blockquote class="isbn"><p>
作品名 ： 子守り魔王と姫騎士団長　～神々の祝宴～ 【<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/404726878X?ie=UTF8&#038;tag=shujia-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=7399&#038;creativeASIN=404726878X">amazon</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shujia-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=404726878X" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> ・ <a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/statform?id=aIrivy7Td*E&#038;offerid=33310&#038;bnid=2&#038;subid=0&#038;ifc=4&#038;ifr=9784047268784">boople</a> ・ <a href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=2385893&#038;pid=879229734&#038;vc_url=http%3A%2F%2Fwww.bk1.jp%2Fproduct%2F03330724?partnerid=02vc01" target="_blank" ><img src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=2385893&#038;pid=879229734" height="1px" width="1px" border="0">bk1</a>】<br />
著者名 ： 夕鷺かのう<br />
出版社 ： エンターブレイン（B’s-LOG文庫）<br />
ISBN ： 978-4-04-726878-4<br />
発行年月 ： 2010.11
</p></blockquote>
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	</item>
		<item>
		<title>『子守り魔王と姫騎士団長　～緑眼の咎人～』[夕鷺かのう/B’s-Log文庫]</title>
		<link>http://www.shujia.jp/2010/07/19_1016/</link>
		<comments>http://www.shujia.jp/2010/07/19_1016/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 19 Jul 2010 10:59:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>葉月あき＠管理人</dc:creator>
				<category><![CDATA[著者名　や行]]></category>
		<category><![CDATA[a_8-3：夕鷺かのう]]></category>

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		<description><![CDATA[　アステカ神話モチーフの異世界ファンタジー、第2巻。 　2巻目になって、キャラクターとお話が滑らかに動き始めた印象。登場人物絡みでは、前回は「……良い子だとは思うんだけど、なぁ」という程度の印象だったヒロインの好感度が何 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　アステカ神話モチーフの異世界ファンタジー、第2巻。</p>
<p>　2巻目になって、キャラクターとお話が滑らかに動き始めた印象。登場人物絡みでは、前回は「……良い子だとは思うんだけど、なぁ」という程度の印象だったヒロインの好感度が何故か大幅にアップして自分でびっくりした。やってること自体はそんなに変わってないとおもうんだけどなんでだろう……クレアがキレてからの「反撃」が小気味よかったからかな。あと、クレアの婚約者（!?）登場で一気に恋愛成分も上昇。魔王の「うちの娘」に吹いたり、団長の一挙手一投足に反応する副長かわいいよ副長となったりした。あと、ちょっとだけ顔出した偽弟も相変わらずのキャラで何か安心した（笑）<br />
　一方で、「太陽争い」関係もじわりと動いた感があり。とりあえず、ケツァルコアトル登場で無駄にニヤニヤ。しかし、テスカトリポカの意味ありげな言葉といい、終盤のトラロックの微妙な変化といい、神話ネタも併せて考えるとこの先不穏になっていくのかなぁ……あまり殺伐としなければいいんだけど。</p>
<p>　物語的にも恋愛的にも次の展開が気になるところで幕となっているので、3巻の展開が楽しみです。</p>
<blockquote class="isbn"><p>
作品名 ： 子守り魔王と姫騎士団長　～緑眼の咎人～ 【<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4047266469?ie=UTF8&#038;tag=shujia-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=7399&#038;creativeASIN=4047266469">amazon</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shujia-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4047266469" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> ・ <a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/statform?id=aIrivy7Td*E&#038;offerid=33310&#038;bnid=2&#038;subid=0&#038;ifc=4&#038;ifr=9784047266469">boople</a> ・ <a href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=2385893&#038;pid=879229734&#038;vc_url=http%3A%2F%2Fwww.bk1.jp%2Fproduct%2F03284281" target="_blank" ><img src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=2385893&#038;pid=879229734" height="1px" width="1px" border="0">bk1</a>】<br />
著者名 ： 夕鷺かのう<br />
出版社 ： エンターブレイン（B’s-LOG文庫）<br />
ISBN ： 978-4-04-726646-9<br />
発行年月 ： 2010.7
</p></blockquote>
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	</item>
		<item>
		<title>『子守り魔王と姫騎士団長』[夕鷺かのう/B’s-Log文庫]</title>
		<link>http://www.shujia.jp/2010/02/16_959/</link>
		<comments>http://www.shujia.jp/2010/02/16_959/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 16 Feb 2010 12:11:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>葉月あき＠管理人</dc:creator>
				<category><![CDATA[著者名　や行]]></category>
		<category><![CDATA[a_8-3：夕鷺かのう]]></category>

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		<description><![CDATA[　昨年『ヤンキー巫女逢桜伝』でデビューされた作者さんの新作。今度は南米方面の神話を下敷きにした異世界ファンタジーでした。作品背景のイメージは欧州が植民地支配に乗り込んだあとの南米（実際より遥かに温いけど）となるでしょうが [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　昨年『ヤンキー巫女逢桜伝』でデビューされた作者さんの新作。今度は南米方面の神話を下敷きにした異世界ファンタジーでした。作品背景のイメージは欧州が植民地支配に乗り込んだあとの南米（実際より遥かに温いけど）となるでしょうが、南米風味はそれほど強くなし。ちょっと残念。</p>
<p>　『ヤン巫女』の作風を期待してると肩透かしを食らいますが、話的には展開にしろ登場人物にしろインパクトには欠けるけれど、まぁ、その分無難に普通に面白かったかなーという感じ。個人的には元になってる神様関係ネタの使い方にニヤニヤできたので満足ではある。<br />
　登場人物については……とりあえず、ヒロインは普通に苦労人＆良い子ではあるんだけれど、なんというかこう、もう少しセールスポイントがあってもいいと思った。いや、良い子ではあると思うんだけど、ねぇ……。魔王（仮）はあらすじ通り確かに良い人だった。副長もほどよく良い人。シリーズが続くなら、天然にぶにぶな騎士団長と魔王のやりとりに、副長がいらいらすることになんだろうなぁと想像するだけでニヤニヤできる（不気味）　キャラ的に一番気にいったのは某黒幕な人だったので、次以降もちょっかいかけてくれることを祈ります。その他、王様はももっと頑張ってください、お義母様は私のストレス値を上げないためにもう少し歩み寄……るのは無理でも私情挟みまくらないでください（私のストレス値をあげないために）、とわりと切実に思った。</p>
<p>　神話ネタ的にもこれから先どういう展開に持っていくのか気になるので、続きが出ると良いなーと思います。</p>
<blockquote class="isbn"><p>
作品名 ： 子守り魔王と姫騎士団長 【<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4047263117?ie=UTF8&#038;tag=shujia-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=7399&#038;creativeASIN=4047263117">amazon</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shujia-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4047263117" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> ・ <a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/statform?id=aIrivy7Td*E&#038;offerid=33310&#038;bnid=2&#038;subid=0&#038;ifc=4&#038;ifr=9784047263116">boople</a> ・ <a Href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=2385893&#038;pid=878935579&#038;vc_url=http%3a%2f%2fwww%2ebk1%2ejp%2fproduct%2f03227233%3fpartnerid%3d02vc01" target="_blank" ><img Src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=2385893&#038;pid=878935579" height="1" width="1" Border="0">bk1</a>】<br />
著者名 ： 夕鷺かのう<br />
出版社 ： エンターブレイン（B’s-LOG文庫）<br />
ISBN ： 978-4-04-726311-6<br />
発行年月 ： 2010.2
</p></blockquote>
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	</item>
		<item>
		<title>『トゥインクルスター・シューティングスター』[吉川トリコ/集英社コバルト文庫]</title>
		<link>http://www.shujia.jp/2010/01/02_940/</link>
		<comments>http://www.shujia.jp/2010/01/02_940/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 01 Jan 2010 15:13:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>葉月あき＠管理人</dc:creator>
				<category><![CDATA[著者名　や行]]></category>

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		<description><![CDATA[　自覚の有無にかかわらず、それぞれに悩みを持つ思春期の女の子4人。ある夜、彼女たちの前に天使が現れて……という、現代ファンタジー・オムニバス。最初は購入予定になかったのですが、本屋さんでふと見かけたときになんとなく呼ばれ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　自覚の有無にかかわらず、それぞれに悩みを持つ思春期の女の子4人。ある夜、彼女たちの前に天使が現れて……という、現代ファンタジー・オムニバス。最初は購入予定になかったのですが、本屋さんでふと見かけたときになんとなく呼ばれたような気がして購入。</p>
<p>　なんというか、とてもかわいい話でした。収録作は4編で、それぞれ別の女の子＆天使ペアがメイン。あらすじでは天使と同じぐらい出番がありそうな悪魔は最初の2話にはそれなりに出番があるけれど、後半2話ではほとんど出オチのような扱いだった。まぁ、天使と悪魔のドンパチがメインじゃないからなんでしょうが、もう少し活躍（というか暗躍というか誘惑というか）してくれても良かったなーとは思う。<br />
　お話としては、それぞれの女の子たちが担当天使との関わりの中で、自分が内心ぐるぐるもやもやしている問題と向き合って、一歩を踏み出すという流れ。ある意味、古き良き少女小説であり、清く正しいジュブナイルという感じかな。どの話もきちんと終わっているので、安心して読めます。<br />
　登場する女の子は多少デフォルメされているものの、「ああこういう子っているよね……」とか妙に納得する等身大の子たちだったので、たまに過ぎ去った学生時代を思い出して遠い目をしつつ、少しだけ子供時代を抜け出した彼女たちの姿には微笑ましい気分にもなりました。あ、導入部はそれぞれの視点で語られるのですが、当然それぞれの個性があるわけで。「この子視点だとそーなるのね」とちょっと面白かった。</p>
<p>　初めて読む作家さんでしたが、なかなか面白かった。別の作品もあらすじで波長が合いそう＆機会があったら読んでみようと思います。</p>
<blockquote class="isbn"><p>
作品名 ： トゥインクルスター・シューティングスター 【<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4086013681?ie=UTF8&#038;tag=shujia-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=7399&#038;creativeASIN=4086013681">amazon</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shujia-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4086013681" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> ・ <a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/statform?id=aIrivy7Td*E&#038;offerid=33310&#038;bnid=2&#038;subid=0&#038;ifc=4&#038;ifr=9784086013680">boople</a> ・ <a Href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=2385893&#038;pid=878785995&#038;vc_url=http%3a%2f%2fwww%2ebk1%2ejp%2fproduct%2f03193785%3fpartnerid%3d02vc01" target="_blank" ><img Src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=2385893&#038;pid=878785995" height="1" width="1" Border="0">bk1</a>】<br />
著者名 ： 吉川トリコ<br />
出版社 ： 集英社（集英社コバルト文庫）<br />
ISBN ： 978-4-08-601368-0<br />
発行年月 ： 2010.1
</p></blockquote>
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	</item>
		<item>
		<title>『再びのぶたぶた』[矢崎存美/光文社文庫]</title>
		<link>http://www.shujia.jp/2009/12/16_923/</link>
		<comments>http://www.shujia.jp/2009/12/16_923/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 Dec 2009 11:00:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>葉月あき＠管理人</dc:creator>
				<category><![CDATA[著者名　や行]]></category>
		<category><![CDATA[a_8-1：矢崎存美]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.shujia.jp/2009/12/16_923/</guid>
		<description><![CDATA[　すっかり年に一度のお楽しみとなったぶたぶたさんの最新作。あとがきによれば、今回のテーマは「スピンオフ」だったそうです。途中でちょっと路線が変わったようですが。 　基本的にどの作品から読んでも楽しめる「ぶたぶた」シリーズ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　すっかり年に一度のお楽しみとなったぶたぶたさんの最新作。あとがきによれば、今回のテーマは「スピンオフ」だったそうです。途中でちょっと路線が変わったようですが。</p>
<p>　基本的にどの作品から読んでも楽しめる「ぶたぶた」シリーズの特徴ですが、今回の作品集だけはテーマがテーマだけに過去に発表された作品とのリンクがあったり設定が同じだったりするので、派生元の話を読んでおいたほうがより楽しめるかもしれないなぁ、と思いました。……いや、過去作品をほとんど忘れていても十分面白かったから、やはり事前知識がなくても楽しめる、のか？（どっちだよ）<br />
　内容的にはいつものぶたぶたさん、という感じ。こうまで毎回、安定してほのぼのできる＆楽しめるというのはある意味すごい事のような気がしなくもない。一番印象に残ったのは「十三年目の再会」（『ぶたぶたの食卓』収録）の前日譚にあたる、「桜色七日」。あちらで過去の話として語られた内容を、当事者の視点で語り直した話ともいえますが……何気ない話ではあるのですが、「その後」が分かっているだけに、その何気なさがなんともかけがえのない時間であると感じられ、最後はちょっとしんみりとしてしまいました。<br />
　その他、この夏お台場に登場した某ロボットネタも絡んだ「再会の夏」、四苦八苦する作家の姿に思わず吹き出す「隣の女」、久しぶりの刑事バージョン「次の日」や、ぶたぶたさんの次女が微笑ましい「小さなストーカー」、どれも面白かったです。</p>
<p>　来年はどんなテーマでぶたぶたさんが読めるのか。今からとても楽しみです。</p>
<blockquote class="isbn"><p>
作品名 ： 再びのぶたぶた 【<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334746969?ie=UTF8&#038;tag=shujia-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=7399&#038;creativeASIN=4334746969">amazon</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shujia-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4334746969" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> ・ <a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/statform?id=aIrivy7Td*E&#038;offerid=33310&#038;bnid=2&#038;subid=0&#038;ifc=4&#038;ifr=9784334746964">boople</a> ・ <a Href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=2385893&#038;pid=878737509&#038;vc_url=http%3a%2f%2fwww%2ebk1%2ejp%2fproduct%2f03193381%3fpartnerid%3d02vc01" target="_blank" ><img Src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=2385893&#038;pid=878737509" height="1" width="1" Border="0">bk1</a>】<br />
著者名 ： 矢崎存美<br />
出版社 ： 光文社（光文社文庫）<br />
ISBN ： 978-4-334-74696-4<br />
発行年月 ： 2009.12
</p></blockquote>
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	</item>
		<item>
		<title>『妖説太閤記（上・下）』[山田風太郎/講談社文庫]</title>
		<link>http://www.shujia.jp/2009/07/28_865/</link>
		<comments>http://www.shujia.jp/2009/07/28_865/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 28 Jul 2009 12:47:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>葉月あき＠管理人</dc:creator>
				<category><![CDATA[著者名　や行]]></category>
		<category><![CDATA[a_8-1：山田風太郎]]></category>

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		<description><![CDATA[　月に一回・山風感想。今月は山風最高傑作と推す人も多いこちらを選択。題名からも分かるように、草鞋取りから天下人まで成り上がった豊臣秀吉の生涯――いわゆる「太閤記」を、基本的には史実に基づきながらも、ある一つの仮定を軸に据 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　月に一回・山風感想。今月は山風最高傑作と推す人も多いこちらを選択。題名からも分かるように、草鞋取りから天下人まで成り上がった豊臣秀吉の生涯――いわゆる「太閤記」を、基本的には史実に基づきながらも、ある一つの仮定を軸に据えて山風流にアレンジして描いた、「妖説」と呼ぶにふさわしい傑作。作者自己評価は「A」。</p>
<p>　豊臣秀吉といえば、世間一般にはやはり「天性の人たらし」とか「裸一貫から天下人まで成り上がった才覚者」とかいう具合に、少なくとも天下を完全に掌握するまでは何だかんだとポジティブなイメージの強い人物ではないかと思います（晩年はアレですが）　しかし、この作品の秀吉は控えめに言っても人間的に最低の部類の人なので、そういう要素は期待するだけ無駄です（断言）　秀吉を腹黒い策略家と描写する作品自体はまぁさほど珍しいものでもないと思いますが、それでもここまで嫌悪を抱く描き方をされるのは珍しい。そうまで読者に思わせるほどに、この作品の秀吉を動かし続けた原動力。それは、ずばり「女」。特に年若い女、高貴な女を手に入れたいと、ただその欲望だけを原動力にのし上っていく、その姿は悪人以外の何物でもないという。ここまで徹底されると、ある意味で潔い。<br />
　上巻では、猿面で貧弱な体躯の秀吉が、「ただ一つの目的」のために、その見た目すら利用し周囲の油断を誘いながら、竹中半兵衛・黒田官兵衛といった参謀たちとともに衛権謀術数の限りを尽くし、邪魔になった人間は情け容赦なく排除しながら出世街道を突き進んでいく様子はが描かれるのですが、その手法が実にえげつない。何度も読んでいると多少はその所業に対する嫌悪も薄らぎそうなものですが、個人的には「……いやごめんなさいやっぱりこれは無理」みたいな状態になる。そんな感じで、「もうこの人早く死なないかなぁ……」と思うほど徹底して悪人に描かれているのに、その異様な迫力と執念が（間違っても近くにいてほしい人種ではないけれど）奇妙な魅力に感じられるのも事実で……まさに二律背反。<br />
　下巻になると、いよいよ天下を手中に収めてやりたい放題の限りを尽くす秀吉の姿が、実に冷静に、醜悪に、容赦なく描かれていくことに。中でも、畜生塚のくだりは、辞世の句とそして処刑されていく女性たちの姿が想像するだけで悲惨すぎる。その秀吉に対し、それぞれの方法で対する家康や北政所の強かさは作中の清涼剤……というにはどギツすぎるか。えぇと、まぁとにかくベクトルの違う意志の強さにニヤリとします。</p>
<p>　栄耀栄華を極めながら、心底望んだものだけは手に入れられなかった男の、とことん醜悪で、哀れな物語。家康の最後の述懐が、この作品に抱く奇妙な感覚を全て言い表しているような気がします。</p>
<blockquote class="isbn"><p>
作品名 ： 妖説太閤記（上） 【<a name="evtst|a|4062738953" href="http://www.amazon.co.jp/%E5%A6%96%E8%AA%AC%E5%A4%AA%E9%96%A4%E8%A8%98%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E9%A2%A8%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4062738953%3FSubscriptionId%3D02E5W5871AJF7PMMMS82%26tag%3Dshujia-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4062738953">amazon</a> ・ <a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/statform?id=aIrivy7Td*E&#038;offerid=33310&#038;bnid=2&#038;subid=0&#038;ifc=4&#038;ifr=9784062738958">boople</a> ・ <a Href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=2385893&#038;pid=878345487&#038;vc_url=http%3a%2f%2fwww%2ebk1%2ejp%2fproduct%2f02382937%3fpartnerid%3d02vc01" target="_blank" ><img Src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=2385893&#038;pid=878345487" height="1" width="1" Border="0">bk1</a>】 / 妖説太閤記（下） 【<a name="evtst|a|4062738961" href="http://www.amazon.co.jp/%E5%A6%96%E8%AA%AC%E5%A4%AA%E9%96%A4%E8%A8%98%E3%80%88%E4%B8%8B%E3%80%89-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E9%A2%A8%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4062738961%3FSubscriptionId%3D02E5W5871AJF7PMMMS82%26tag%3Dshujia-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4062738961">amazon</a> ・ <a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/statform?id=aIrivy7Td*E&#038;offerid=33310&#038;bnid=2&#038;subid=0&#038;ifc=4&#038;ifr=9784062738965">boople</a> ・ <a Href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=2385893&#038;pid=878345489&#038;vc_url=http%3a%2f%2fwww%2ebk1%2ejp%2fproduct%2f02382938%3fpartnerid%3d02vc01" target="_blank" ><img Src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=2385893&#038;pid=878345489" height="1" width="1" Border="0">bk1</a>】<br />
著者名 ： 山田風太郎<br />
出版社 ： 講談社（講談社文庫）<br />
ISBN ： 978-4-06-273895-8 / 978-4-06-273896-5<br />
発行年月 ： 2003.11
</p></blockquote>
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		<item>
		<title>『信玄忍法帖　忍法帖シリーズ（一）』[山田風太郎/河出文庫]</title>
		<link>http://www.shujia.jp/2009/06/29_851/</link>
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		<pubDate>Mon, 29 Jun 2009 12:47:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>葉月あき＠管理人</dc:creator>
				<category><![CDATA[著者名　や行]]></category>
		<category><![CDATA[a_8-1：山田風太郎]]></category>

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		<description><![CDATA[　月に一回・山風感想。直前に『妖説太閤記』も再読したのでどうしようかなーと思ったけど、やっぱり先に読んだしーということで忍法帖シリーズのこれを。内容はざっくりまとめると、武田信玄の死を巡り武田と徳川の間で繰り広げられる忍 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　月に一回・山風感想。直前に『妖説太閤記』も再読したのでどうしようかなーと思ったけど、やっぱり先に読んだしーということで忍法帖シリーズのこれを。内容はざっくりまとめると、武田信玄の死を巡り武田と徳川の間で繰り広げられる忍法勝負……というよりも、あの手この手で攻める徳川方に対し、必死の防衛を試みる武田方の情報攻防戦、という感じ。忍法帖の中でも史実や現存する記録との接点が特に多いのが特徴ですね。ちなみに作者自己評価は「A」。</p>
<p>　信玄の遺言――3年間その死を隠すという目的のために用意された6人の影武者。さらに彼らを守るのは真田昌幸と彼に仕える忍者・猿飛と霧隠、さらには川中島の大失策の責を取り隠遁していた山本道鬼斎（勘助）という面々。この強固な壁を、家康より厳命を下された徳川方の忍者9人がどのように崩していくのか。その過程が見どころです。各エピソードを彩るゲストキャラもまた豪華で、それぞれ思わぬ活躍や役割でニヤリとさせてくれます（つーか、ひょっとするとメインより目立ってないか？と思うのはご愛敬）<br />
　そんな感じで、実は忍者同士の忍法勝負という意味合いはやや薄めだったりするのですが、その分出てくる忍法そのものはどれも個性的というかなんというか……まぁとにかくインパクトは強いです。「春水雛」とかこれで殺されるのはいやだあああっ！と叫びたくなるし。あと、こんなのどうやって破るんだよ！とツッコミ入れた「時よどみ」が、剣聖にさっくり打ち破られたのには吹いた。次元が違いすぎる。</p>
<p>　両陣営の攻防は一進一退ながら、勝利条件に縛りの多い武田方がしだいに追い込まれ、さらには内部の不和から……という流れには、その後の歴史をわかっていても嘆息。一度去った流れを何とか呼び戻そうと必死に抗った人々を呑みこんでいく、歴史の流れの無情なことよ。終幕で、長篠へと馬を進める武田軍の姿は、その後の史実も相まってなんとも侘しい……。</p>
<blockquote class="isbn"><p>
作品名 ： 信玄忍法帖　忍法帖シリーズ（一） 【<a name="evtst|a|4309407374" href="http://www.amazon.co.jp/%E4%BF%A1%E7%8E%84%E5%BF%8D%E6%B3%95%E5%B8%96-%E6%B2%B3%E5%87%BA%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E9%A2%A8%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4309407374%3FSubscriptionId%3D02E5W5871AJF7PMMMS82%26tag%3Dshujia-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4309407374">amazon</a> ・ <a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/statform?id=aIrivy7Td*E&#038;offerid=33310&#038;bnid=2&#038;subid=0&#038;ifc=4&#038;ifr=9784309407371">boople</a> ・ <a Href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=2385893&#038;pid=878266493&#038;vc_url=http%3a%2f%2fwww%2ebk1%2ejp%2fproduct%2f02516609%3fpartnerid%3d02vc01" target="_blank" ><img Src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=2385893&#038;pid=878266493" height="1" width="1" Border="0">bk1</a>】<br />
著者名 ： 山田風太郎<br />
出版社 ： 河出書房新社（河出文庫）<br />
ISBN ： 978-4-3094-0737-1<br />
発行年月 ： 2005.2
</p></blockquote>
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		<item>
		<title>『ヤンキー巫女逢桜伝』[夕鷺かのう/B’s-Log文庫]</title>
		<link>http://www.shujia.jp/2009/06/17_845/</link>
		<comments>http://www.shujia.jp/2009/06/17_845/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 17 Jun 2009 10:31:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>葉月あき＠管理人</dc:creator>
				<category><![CDATA[著者名　や行]]></category>
		<category><![CDATA[a_8-3：夕鷺かのう]]></category>

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		<description><![CDATA[　タイトルがいろんな意味でインパクト大なB’s-Logの新人さんの作品。あらすじもわりと面白そうだったので、とりあえず購入してみた。……どうでもいいけど、「逢桜伝」とかいうから、てっきりヨシノ君は桜の御神木の化身なのかな [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　タイトルがいろんな意味でインパクト大なB’s-Logの新人さんの作品。あらすじもわりと面白そうだったので、とりあえず購入してみた。……どうでもいいけど、「逢桜伝」とかいうから、てっきりヨシノ君は桜の御神木の化身なのかなぁとか思っていたのはきっと私だけではないと思いたい。</p>
<p>　あらすじは、新米巫女・梓（物心ついて以来の不幸体質のおかげでいつのまにやらヤンキーに。両親との死別後、祖母に引き取られてなしくずしに巫女さんにクラスチェンジ）とクラスメイトで神様代理の少年・ヨシノ（本名：染井良信。本来は梓の暮らす神社に祭られているはずが目下行方不明状態の父親の代理として、否応なく連れてこられた半神半人。理系。）が、知行をほったらかしにしている産土神、つまりヨシノの父親を探すうちに、村で行われている祭りの奇妙なところに気がついて……という感じ。　話の筋は王道というかちょっと地味目で堅実というぐらいなのですが、語り手でもある元ヤンキーの主人公・梓と、彼女を取り巻く一癖も二癖もあるキャラたちが良い感じで盛り上げてくれて、テンポよく読み進めることができました。加えてシリアスとコメディのバランスも良い感じで、場面場面で思わず吹き出すことも多かったです。ちなみに一番笑ったのはやはりp179から始まる「残虐拷問」。あそこはイラストも手伝って大笑いしましたよ。その一方、シリアスなところはきっちり決めてくれるし、メリハリの利いた展開で最後まで楽しんで読めました。<br />
　キャラクター関係では、憎まれ口を叩きながら肝心なところではお互いを信頼して背中を預けている梓とヨシノ君の相棒関係が楽しかったです。ここから恋愛方面に発展するかは未知数、かな。あと個性の強すぎる神様もインパクト強かったし、梅ばーちゃんも好きだなー。</p>
<p>　一応話は完結していますが、別に続きがあっても無理矢理な感じはなさそうかな。完全新作にしろ続編にしろ、次回作を楽しみに待ちたいと思います。</p>
<blockquote class="isbn"><p>
作品名 ： ヤンキー巫女逢桜伝 【<a name="evtst|a|4757749430" href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC%E5%B7%AB%E5%A5%B3%E9%80%A2%E6%A1%9C%E4%BC%9D-%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AD%E3%82%B0%E6%96%87%E5%BA%AB-1-1-%E5%A4%95%E9%B7%BA-%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%81%86/dp/4757749430%3FSubscriptionId%3D02E5W5871AJF7PMMMS82%26tag%3Dshujia-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4757749430">amazon</a> ・ <a href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/statform?id=aIrivy7Td*E&#038;offerid=33310&#038;bnid=2&#038;subid=0&#038;ifc=4&#038;ifr=9784757749436">boople</a> ・ <a Href="http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=2385893&#038;pid=878228981&#038;vc_url=http%3a%2f%2fwww%2ebk1%2ejp%2fproduct%2f03119566%3fpartnerid%3d02vc01" target="_blank" ><img Src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=2385893&#038;pid=878228981" height="1" width="1" Border="0">bk1</a>】<br />
著者名 ： 夕鷺かのう<br />
出版社 ： エンターブレイン（B’s-LOG文庫）<br />
ISBN ：<br />
発行年月 ： 2009.6
</p></blockquote>
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	</item>
		<item>
		<title>『妖説忠臣蔵・女人国伝奇　山田風太郎妖異小説コレクション』[山田風太郎/徳間文庫]</title>
		<link>http://www.shujia.jp/2009/05/24_827/</link>
		<comments>http://www.shujia.jp/2009/05/24_827/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 24 May 2009 13:06:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>葉月あき＠管理人</dc:creator>
				<category><![CDATA[著者名　や行]]></category>
		<category><![CDATA[a_8-1：山田風太郎]]></category>

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		<description><![CDATA[　月に一回・山風感想。今月は徳間文庫から発売の妖異小説コレクション（全4巻）から選んでみた。ちなみに「妖異小説」といってもオカルト的な作品ではなく、忍法帖・明治もの・室町ものの大分類に含まれない時代小説をまとめた作品集と [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　月に一回・山風感想。今月は徳間文庫から発売の妖異小説コレクション（全4巻）から選んでみた。ちなみに「妖異小説」といってもオカルト的な作品ではなく、忍法帖・明治もの・室町ものの大分類に含まれない時代小説をまとめた作品集となっております。<br />
　第3巻目に当たるこの本は、もともと同じテーマの作品で括った短編集として発売されていた「妖説忠臣蔵」と「女人国（ありんすこく）伝奇」の合本。前者はご存知忠臣蔵を題材とした短編7つ、後者は吉原を舞台にした短編6つで構成されています。</p>
<p>　『妖説忠臣蔵』は、吉良邸討入前後の関係者の姿を描いたもので、様々な立場や角度から『忠臣蔵』を描いているのが面白い。同じく忠臣蔵を扱った『忍法忠臣蔵』と読み比べるのもまた面白いと思います。個人的なインパクトでいえば、「殺人蔵」がベスト。ここで描かれる大石内蔵助の迫力は尋常じゃない。あと、最後のほうで語り手が「誰」なのか分かったときは思わずにやりとする。その他では、義挙の前に思わぬところで足を掬われたある男の姿を描く「蟲臣蔵」、討たれたはずの吉良上野介が生きていると言う噂から始まり、「不忠臣」とされた旧赤穂藩士たちが汚名を雪ごうと目論んだその事の顛末までを描く「生きている上野介」あたりがお気に入り。<br />
　『女人国伝奇』は、実在の人物を配した話の組み立てが見物。明治ものとはまた違った雰囲気の、虚実交えた展開の面白さばかりでなく、遊郭に身を置く女たちの美しさ・誇り高さ・煌びやかさ・そして哀れさをしっかり感じさせるところがまた憎い。中でも私が気に入っているのは「夜ざくら大名」。水戸藩のお家騒動を描いた話なのですが。序盤である人が出てきた瞬間ニヤニヤした程度の時代劇スキーです。その他、体調が思わしくない妻の出産費用を工面するべく、切られた小指を集めては何故かそれを高値で買い取る花魁のもとへ通う勝小吉（某幕末有名人の父親）が巻きこまれた騒動を描く「ゆびきり地獄」、男の身勝手のため遊女に身を落とした娘の悲運に鼠小僧を絡めた「蕭蕭くるわ噺」も印象に残ります。……ところで、何度か登場する花魁・薫は金蓮様＠『妖異金瓶梅』と、本質的な何かがとてもよく似た人だと思う。いや、絵を巡って起きたある事件の顛末までを描いた「怪異投込寺」が強烈だったのでそんなイメージが残っただけかもしれませんが。</p>
<blockquote class="isbn"><p>
作品名 ： 妖説忠臣蔵・女人国伝奇　山田風太郎妖異小説コレクション 【<a name="evtst|a|4198920273" href="http://www.amazon.co.jp/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E9%A2%A8%E5%A4%AA%E9%83%8E%E5%A6%96%E7%95%B0%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E5%A6%96%E8%AA%AC%E5%BF%A0%E8%87%A3%E8%94%B5-%E5%A5%B3%E4%BA%BA%E5%9B%BD%E4%BC%9D%E5%A5%87-%E5%BE%B3%E9%96%93%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%A2%A8%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4198920273%3FSubscriptionId%3D02E5W5871AJF7PMMMS82%26tag%3Dshujia-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4198920273">amazon</a>】<br />
著者名 ： 山田風太郎<br />
出版社 ： 徳間書店（徳間文庫）<br />
ISBN ： 978-4-198-92027-2<br />
発行年月 ： 2004.2
</p></blockquote>
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