『レディ・ガンナーと虹色の羽』[茅田砂胡/角川スニーカー文庫]

 暴走お嬢様と愉快な仲間達の冒険物語、約3年ぶりの第5弾。今回は《蜥蜴》のベラフォードの亡母の故郷にからんだあれこれ。

 他の異種人類とほとんど交流を持たず、実在を知らないものも少なくない《南天極楽鳥》の一族だったベラの母。その集落で20年に一度行われる祭祀を前に、混血ながらその色彩豊かな羽のために神代(候補)としてベラが選ばれてしまったことから物語が始まります。キャサリンたちも客人として集落に滞在することになったものの、その独特の慣習や価値観に違和感を覚えて……という展開で、いつもどおり水戸黄門的勧善懲悪なノリは健在。差別やなんやと重めの問題を問答無用で打ち壊していくお嬢様たちの活躍ぶりはたまに引っかかることもあるけれど、読んでいる最中はなんだかんだと普通にワクワクできるし面白いなーと思います。

 基本的に大目標がない(だろう)シリーズですし、また思いだした頃に続刊が発売されると良いなぁと思います。

作品名 : レディ・ガンナーと虹色の羽
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著者名 : 茅田砂胡
出版社 : 角川スニーカー文庫(角川書店)
ISBN  : 978-4-04-423108-8
発行日 : 2009/6/1

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