古都・甘味処巡り覚書(その一)。

北野天満宮前の「粟餅所 澤屋」。創業は1638年以前にさかのぼるという、老舗中の老舗。
とはいえ敷居の高さはまったくない、こじんまりした(というとちょっと聞こえが悪いか?)レトロなお店なので、参拝前後にふらっと立ち寄って気軽に美味しい粟餅を堪能できます。(時間によっては混雑してる。そして売り切れた時点で閉店するので注意)

メニューは「粟餅」のみ。注文してからお店の方が手早く作ってくださいますので、出来立てほかほかが食べられます。
お店で食べる場合はこしあんで包んだ粟餅3つ、黄粉を塗した粟餅2つと温かいお茶がセットで1人前(550円) 持ち帰りの場合は10個から。時間がたつと固くなって味が落ちるので、当日中に食べましょう。(ちなみに、粟餅の種類は注文時に好みで調整してもらえます)

「粟餅所・澤屋」粟餅
(携帯のカメラ機能があんまり……で、上手く撮れなかった。)

口に入れた瞬間、その温かさ・柔らかさに思わずうっとり。最初は5つも食べれるかなと不安に思ったものですが、米の餅と違った軽さ……とでもいうか、あまりもたれないのでぺろりと食べてしまいます(むしろもう1セットぐらい余裕でいけるかも……とか思ってしまう罠。しかし、さすがにその場で追加は恥ずかしいので、いつも持ち帰りする私)
こしあんは個人的にはもう少し甘さ控えめでもいいかな?と思うけど、餅の味を損なうことなくしっとり馴染んでいて、あとに残るくどさは全くないのが嬉しい仕様です。
一方の黄粉。黄粉のほんのりした甘さ・香ばしさと粟餅の自然な甘味が互いに引き立てあっている感じ。粟餅のつぶつぶ感・程よい弾力性は、こちらのほうがより味わえるかな。

こしあんも黄粉も、素朴なのに非常に上品な味わいが素敵。機会があれば、ぜひ食していただきたい一品。

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