『プリンセスハーツ ~恋とお忍びは王族のたしなみの巻~』[高殿円/小学館ルルル文庫]

 大国パルメニアを征服するという目的のため手を組んだ仮面夫婦と主従の戦いと、関係の変化を描くシリーズ第4巻。今回は何度か名前だけは出てきていたオズマニアとの領土を巡る謀略戦の開始の巻。エピソードとしては続き物。

 えーと、オズマニアとの謀略戦に関しては、まだまだ序盤戦というか。オズマニアのオース王子が仕掛けてきた巧妙な一手に、ルシードとジルがどんな方法で対抗していくのか、というところで終わっているので。単純に、どういう風に展開していくのかが気になるという感じ。
 そして、今回もう一つのメインっぽかったアジェンセンの賭博祭。十年に一度開催され、魔のものも迷い込んでくるという祭りで起きた、あるいは示された数々の出来事が興味深かったです。ジルの姉妹は、姉は多分あの位置にいる人なのかなぁとか、妹……!とか。本人全く思い至ってないけど、「半身」てそれは……とか。それから、ルシードとジルがそれぞれに迷い込んだ「狭間」で出会ったのは、明言こそされてませんがあの2人ということで良さそう? とにかく、ちょっと懐かしくて嬉しかったです。それぞれ再会を匂わせる描写はあるけど、また出番があるのかな。それにしても、一体何がどうなってそういうことになっているのか……(←指示語が多過ぎで訳分かりません) この2人の話の続きも読みたいなーと改めて思いました。

 今回もとんでもない場面で以下続くとなっているので、5巻ができるだけ早く読めると嬉しいな。

作品名 : プリンセスハーツ ~恋とお忍びは王族のたしなみの巻~
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著者名 : 高殿円
出版社 : 小学館ルルル文庫(小学館)
ISBN  : 978-4-09-452101-6
発行日 : 2009/01/30

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