『キャンディ・ポップ』[倉吹ともえ/小学館ルルル文庫]

 昨年『沙漠の国の物語』でデビュー&好評シリーズ展開中の倉吹ともえさんの新作。人間の望みを叶える異種族であるカミと、望みを叶える代償として彼に捧げられてしまった王女の繰り広げるラブ要素含むドタバタコメディ。

 感想。あとがきに「気軽につまめるお菓子のような感覚で、気が向いたときにサクサクッと」楽しめる話を目指したと書いてありましたが、まさにそんな感じで。難しいことは考えず気楽に読める話で、普通に面白かったです。Web連載を読んだ時点ではノリについていけるかちょっと心配でしたが、その辺も案外大丈夫だったし。
 えーと、話の内容的にはあってなきが如しな感じなので省略するとして。とりあえず、カミのザオネイルと王女アイリスのやりとりが楽しかったですね。最初は反発(?)していた二人が徐々に相手を理解し距離を縮めていく過程、さらに彼ら二人にアイリスの幼馴染のレジーを加えた三角関係のドタバタ劇は、ベタながらなんとも良いものでした。

 さて、この先も二人の旅路は続いていくわけで。この1冊で完結でもまぁそれはそれでいいかなーと思う一方、やっぱり目的地に着いた時に二人の関係がどうなっているのか興味がありますし。もし続編が出るなら、とりあえず購入してみようかなーとは思ってます。

作品名 : キャンディ・ポップ
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著者名 : 倉吹ともえ
出版社 : 小学館ルルル文庫(小学館)
ISBN  : 978-4-09-452069-9
発行日 : 2012/12/21

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