『嘘つきは姫君のはじまり ひみつの乳姉妹』[松田志乃ぶ/集英社コバルト文庫]

 あらすじ読んで面白そうかなーと思ったので購入。……ところで「平安ロマンティック・ミステリー」もタイトルの一部なんでしょうか。勝手にここは違うだろうと判断したのですが……。

 感想。なかなか楽しいラブコメで、普通に面白かったです。おおまかなあらすじは、したたかで恋多い馨子とその乳姉妹でまじめで純情な宮子。二人が貧乏ながらも仲良く暮らしていたある日、馨子がさる大貴族の娘と判明。しかし、諸事情から宮子が「馨子」としてふるまうことになり……という感じ。
 「平安ロマンティック・ミステリー」と銘打っているだけあって(?)、ミステリ部分も思っていたよりしっかりしていて楽しめました。が、それよりも楽しいと思ったのはやはりロマンティックな部分……というか、キャラクター同士の掛け合い。宮子と彼女の婚約者は割と常識人なのですが、周りを固める面々が個性的なので読んでて飽きませんでした。つーか、馨子がいろんな意味で強烈だった。○○なのはまだいいとして(←いいのか)、その恋愛観が……。宮子にまでその価値観を押しつける(とまではいかないか?)のは正直どうかと思うけど、まぁ、良くも悪くもアクの強いキャラだったということで。それに絡む部分でもありますが、宮子の恋のお相手が確定してるのはちょっと残念だったかなー。もうちょっと妄想……じゃなくて想像の余地が残っているほうが楽しかったと思うんだけど。まぁ、この先関係が変化する可能性もゼロではないから、その辺は楽しみ(史実は今回の話読んだだけで「あーあまり気にしないでいいのか」と思ったのでスルー)

 どうでもいいけど、ひそかにお気に入りの某児童文学作品で準主役だったりする東宮の彼。やっぱりそちらで馴染んでいるのでどうしても違和感があるなーと思った(←思いっきり自分の都合)

作品名 : 嘘つきは姫君のはじまり ひみつの乳姉妹
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著者名 : 松田志乃ぶ
出版社 : 集英社コバルト文庫(集英社)
ISBN  : 978-4-08-601166-2
発行日 : 2008/5/25

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