『空ノ鐘の響く惑星で 外伝 -tea party’s story-』[渡瀬草一郎/電撃文庫]

 昨年完結した微量のSF要素を含んだ正統派異世界ファンタジー「空ノ鐘」シリーズ、ボーナストラック。

 読了後、「あれ、カボチャの人がメインの話は……?」と思わず呟いたのはきっと私だけではないと思いたい。
 それはさておき、感想としては普通に面白かった、という感じですね。あくまで完結後のお楽しみもしくは一部脇キャラの補完編といった趣で、あのカップル成立にこんな過程が!とかあの人にこんな過去が!とか、まぁそんな感じで楽しめました。また、各話を繋ぐ幕間からは本編エピローグ後の登場人物たちそれぞれの日常を窺い知ることができて、皆幸せそうで何よりだなぁとちょっとほんわかした気分になりました。
 個人的に一番印象に残ったのは、ベルナルフォンの過去話。他の話が明るめなものだっただけに、こういう話が来るとは思っておらず。その終幕の哀しさが胸にきました……。

 さて、あとがきによれば新作準備中だそうで。次はどんな話が読めるのか、楽しみなところです。

作品名 : 空ノ鐘の響く惑星で 外伝 -tea party’s story-
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著者名 : 渡瀬草一郎
出版社 : 電撃文庫(メディアワークス)
ISBN  : 978-4-8402-3914-1
発行日 : 2007/7

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