『黄昏色の詠使いII 奏でる少女の道行きは』[細音啓/富士見ファンタジア文庫]

 「名詠式」と呼ばれる召喚術が発展した世界で出会った、少年少女の物語。一月に発売された新人さんの作品の続編。

 1巻で綺麗に完結してたので、あれから上手く続けられるのかなーと思ったりしてましたが、余計な心配でした。1巻同様、真っ直ぐで綺麗な物語でした。……まぁ、真っ直ぐ綺麗すぎてそれなりにスレた大人としては苦笑するしかないようなところもありましたがそこはそれ。人間、たまには心の洗濯も必要です。
 内容としては一言で言って今後への伏線張りもしくは風呂敷広げ編という感じでしたが、今回の事件や友人とのやり取りを通して自分の進む道を見定める少女たちの姿が清々しかったですね。……それにしても、この学校の危機管理意識はどうなんだとちょっと思わなくもなかった。

 さて。様々な謎も気になりますが、何より「新しい約束」というのがどのようなものになるのか。既に決定しているらしい3巻の発売が楽しみなところです。

作品名 : 黄昏色の詠使いII 奏でる少女の道行きは
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著者名 : 細音啓
出版社 : 富士見ファンタジア文庫(富士見書房)
ISBN  : 978-4-8291-1918-1
発行日 : 2007/5

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