『バッカーノ! 1934 娑婆編 Alice In Jails』[成田良悟/電撃文庫]

 悪人・善人・悪党・官憲・奇人・変人・人外などなど、一癖も二癖もある連中が入り乱れて繰り広げる馬鹿騒ぎを描いた「バッカーノ!」第7弾後編……ではなく前編その2。

 さてこの「娑婆編」、内容としては「獄中編」と同じ頃シカゴで起こっていたのかを描いたものなので、あとがきで成田氏自身もおっしゃってるように、2冊セットで上巻と考えるのが一番しっくり来る感じ(伏線も一部は回収したものの、その倍以上ちりばめられてたし) もっとも、「獄中編」と比べると登場人物のイカレ具合&アクション分も格段に増量されてますから、単純に読んでて面白くはありました。
 登場人物のなかでは、とりあえずグラハム(ドラマCDおまけの中編で登場済。既読。)は相変わらずイッちゃってるなーとか、本格登場したルネもまた普通にマッドなサイエンティストだなーとか。つーかこの二人は、ラミアの面々よりも精神的にはよっぽど化け物だ(笑)

 諸々の事態や思惑が錯綜するこのエピソードが、一体どのようなエンディングを迎えるのか。完結編の発売が待ち遠しいですね。

作品名 : バッカーノ! 1934 娑婆編 Alice In Jails
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著者名 : 成田良悟
出版社 : 電撃文庫(メディアワークス)
ISBN  : 978-4-8402-3636-2
発行日 : 2006/12

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