『GOSICK VI -ゴシック・仮面舞踏会の夜-』[桜庭一樹/富士見ミステリー文庫]

 西欧の小国に留学した少年と留学先の学園に住む奇妙な少女の交流と彼らの遭遇する事件を描いたシリーズ、本編第6巻。

 今回の話は5巻の直後。「ベルゼブブの頭蓋」を脱出した後、一弥とヴィクトリカが二人して学園に戻るために乗りこんだ列車で今度は「形見箱」を巡る事件に巻き込まれる、というのが今回の話。
 ミステリとしてアレなのは以下略ですが、今回もヴィクトリカと一弥の可愛らしいカップルぶりが良い感じ。特に今回は、ヴィクトリカが一弥をどう思っているのか、本人の前ではないにしろ初めて具体的に語ってくれましたし(まぁ、これまでも態度では示していたわけですが) 正直、表現など狙いすぎてるような印象を受けてしまってちょっと微妙な部分もありましたが、全体的にはいつもどおりの出来で安定して楽しめました。

 さて、ひとまず二人は互いの手を離さずにすみましたが、オカルト省と科学アカデミーの抗争ややがて訪れる二度目の嵐など、将来には不安要素がたっぷりなわけで。果たして、二人の絆はどのような運命を辿るのか、この先の展開も楽しみ。

作品名 : GOSICK VI -ゴシック・仮面舞踏会の夜-
    【 amazon , BOOKWALKER
著者名 : 桜庭一樹
出版社 : 富士見ミステリー文庫(富士見書房)→角川文庫(角川書店)
ISBN  : 978-4-8291-6375-7 → 978-4-04-428113-7
発行日 : 2006/12 → 2010/11/25

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)