『マルドゥック・ヴェロシティ1』[冲方丁/ハヤカワ文庫JA]

 「マルドゥック・スクランブル」(全3巻)の前日譚。ボイルドとウフコックが「楽園」の外に出て、やがて決別に至るまでの物語。3週連続発売の1巻目。

 意図的にこういう文体にしてるんだろうなーとは思いつつ、微妙に読みにくくてどうしようかと思いました。慣れてくるとこれはこれでいいかと思うけど。
 今回の話ではウフコックたちと同じく「楽園」で生み出された、「マルドゥック・スクランブル-09」成立時の初期メンバーも登場するのですが、これがまた個性的な面々で。それぞれが人体改造によって規格外の能力を備え、だからこそなのか内面には人間らしくもある彼らのやり取りには和んだり切なくなったり。
 しかし、ボイルドとウフコックの関係も勿論そうですが、SFマガジンに掲載されていた紹介編を読んでいるので先が分かってしまっている人が何人もいるのが辛いなぁ。オセロットがああなる理由も書かれるのかなぁ。勿論書かれるんだろうなぁ。嗚呼、読んだら凹みそう。

作品名 : マルドゥック・ヴェロシティ1
    【 amazon , BOOKWALKER
著者名 : 冲方丁
出版社 : ハヤカワ文庫JA(早川書房)
ISBN  : 978-4-15-030869-8 → 978-4-15-031077-6
発行日 : 2006/11/8 → 2012/8/23(新装版)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)