2006.11.03

『繙け、闇照らす智の書 幻獣降臨譚』[本宮ことは/講談社X文庫ホワイトハート]

 田舎育ちの平凡な少女が「聖獣」と契約したことをきっかけに、周囲の思惑に巻き込まれながらも自らの足で立とうと頑張る姿を描く「幻獣降臨譚」シリーズ第3巻。

 これまではアリアの目の届く範囲というか、極身近で起こった出来事が描かれてきましたが、今巻は少し離れた王都の思惑も絡んできました。幸いにも(?)そう大事にはなりませんでしたが、これだけで終わるわけもないし。次巻以降、どんな動きがあるのか楽しみ。
 一方、事態の中心にいるアリアはといえば、少しでも「聖獣の巫女姫」に相応しくなろうと、まずは知識取得に取り組み始めてます。地味な努力を厭わない彼女には、やっぱり好感を抱きますねー。そして、そんなアリアの姿に微妙に態度が軟化してきたシュナン。彼の背後関係もちらほら出てきましたが……良いところの坊ちゃんだとは思ってたけどそこまでだったか。しかし、そうなると現状は明らかにおかしなことになるわけで。今後、絶対に絡んでくるのだろう彼の事情も気になるところです。

 それにしても、まぁよくも毎回気になるところで以下続刊になるシリーズだなぁ(苦笑)

作品名 : 【bk1】
著者名 : 本宮ことは
出版社 : 講談社(講談社X文庫ホワイトハート)
ISBN : 4-06-255912-9
発行年月 : 2006.11

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