『鋼殻のレギオスIV コンフィデンシャル・コール』[雨木シュウスケ/富士見ファンタジア文庫J]

 隔月刊行期間は終わったものの、あまり間を置かずに発売となった「レギオス」シリーズ第4巻。

 今回は小隊メンバーの一人・シャーニッドの過去に焦点を当てた話、と見せかけて、例によってレイフォンの悩みも深く絡んできたり、今後の展開に繋がっていきそうな設定が出てきたりした巻でした。が、なんというか、あれもこれもと詰め込みすぎで微妙に散漫な印象をうけてしまったり。つーか、もうちょっとシャーニッド中心に話が展開してくれれば良かったのになー。過去の仲間との誓いや関係にけじめをつけようとするところなど個々の描写は良かったのに、美味しいところはレイフォンやニーナに持っていかれたような気がする……。
 それにしても、(精神的な面はともかく)レイフォンの最強度がさらに上昇したような気がするのは気のせいなのだろうか。

 さて、因縁が出来た傭兵団との今後の絡みや「廃貴族」の謎、それからリーリンがツェルニに来る可能性も浮上したことで一波乱が起こりそうな恋模様など、いろいろと先の展開が楽しみです。

作品名 : 鋼殻のレギオスIV コンフィデンシャル・コール
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著者名 : 雨木シュウスケ
出版社 : 富士見ファンタジア文庫(富士見書房)
ISBN  : 978-4-8291-1871-9
発行日 : 2006/10

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