コミック三国志マガジンvol.11。

購入。今号はコミック作品そのものに力を入れたというだけあって、読める作品が多かったです。…………不満はあるが(妙に怨念の篭った声)

【異郷の草(志水アキ)】
蜀→魏→呉ときて、今回は南蛮、孟獲。孟獲が実は漢人という設定で、いわゆる七縱七禽(この話では一回しか捕まってませんが)を描いた話。話は高水準安定で面白かったけど、もうちょっと孟獲が南蛮に思いを寄せる過程を描いてくれればもっと好みだったかも。あああと、祝融はかわいかった。

【火鳳燎原(陳某)】
……………………………………………………正直、見た瞬間愕然といたしましたとも。なにせ、前号のラストから続いてないんですから。
その理由は、「前号までのダイジェスト」の部分で書かれてますがね。なんでも「展開が遅い」と批判があったそーで、一部割愛(その部分はダイジェストで補完し、勿論単行本には収録)することにしたそうです。
いや、私もサイトで永遠に現地版に追いつけなさそうとかいろいろ書いてましたがね、だからといって今回の措置は正直それはないだろう、と。
第一、今回割愛された部分というのが桃園三兄弟と燎原火の初対面でかつ初めて作中に「趙雲」の名前が出てくる場面なのがなお許せないというかっ! 個人的には前半名場面の一つなのにっ!! うがー、納得いかなーーーいっ!!!

……えー、ひととおり叫んでちょっと落ち着いたので今号収録分の感想行きましょうか。内容的には呂布VS文醜メインで、その影で董卓と袁紹の問答があったり後継者の座を巡り董?と呂布の間に静かな火花が散ってみたりとようやく序盤で盛り上がる部分まで来たな、という感じ。次号、策略を持って呂布から冷静さを失わせた燎原火の次の手は、というところで今回は終わっているのですが……さすがに、次号はこのまま続き載せるよな? 予告で「呂布VS燎原火」になってる辺りがそこはかとなく不安……(この二人のちゃんとした一騎打ちは、確かここから数話後のはずなので)

【盤上戯(佐々木泉)】
魯粛シリーズ第6話。相変わらず安定した面白さ。派手さには欠けるけど、人物の描写や扱い方が細かい部分で上手いなぁと思います。次はいよいよ赤壁でしょうか。楽しみ。

感想らしい感想がある作品はこの3つぐらいですが、他の作品もそれなりに楽しめたし、個人的に値段分の元は取れたかな。しかし本当、号によって質の差が激しい雑誌だ。

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