『風の王国 目容の毒』[毛利志生子/集英社コバルト文庫]

 唐代、異民族に嫁いだ文成公主の人生をベースにした物語、8冊目にして久方ぶりの本編。タイトルから史実展開突入を予想していたのですが、別にそう急展開というわけでもなく、個人的には拍子抜け。

 一読して真っ先に思ったことは……あはははははははははははは。まぁ、あまり深く考えないでおきます、うん(←覚えている範囲の知識と現在の展開とを検討した結果、あまり愉快でない未来図を想像してしまったらしい)
 えーと、細かい事はさておき、今回の話。『月神の爪』で不在だったティツン妃が登場。あとは、いつもどおり暗殺騒動に巻き込まれてみたりとか、そんな内容。まー、なんというか、前回に引き続き今回の悪人たちも割とどうしようもなかったですねぇ(←一言ですませるなそこ)
 そういえば、宗教関係の話が(そんなにつっこんだものではないにしても)出てきたのは、今後を睨んだ布石なのか、それとも文成公主の逸話に倣った演出なだけなのかがちょっと気になるところ。

 地味ーに作中時間が進み続ける中、いろいろな人間関係が明らかになったり新たな関係が生じたりしていますが。ここからどのような展開をみせるのか、続きが楽しみです。

作品名 : 風の王国 目容の毒
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著者名 : 毛利志生子
出版社 : 集英社コバルト文庫(集英社)
ISBN  : 978-4-08-600787-0
発行日 : 2006/6/30

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