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2006.06.20
『BLACK BLOOD BROTHERS (S)2 -ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集-』[あざの耕平/富士見ファンタジア文庫]
吸血鬼と人間の共存地帯『特区』を舞台にした吸血鬼と人間たちの物語、「BBB」シリーズ短編集第2巻。
1巻と同じく、シリアスに突っ走る本編とは違って基本的にコメディ色の強い作品群で構成されているため、燃えはしないけど気楽に読めて素直に楽しい作品集でした。1巻で感じた微妙な違和感も、長編開始後に執筆された作品ということで払拭されていたし。各話の感想は……とりあえず、セイのイメージが「特区の少年王」で完膚なきまでに叩き壊されたことだけ書いておきます。後のインターミッションでの部下の無情な一言がまた素敵(笑)
書き下ろしは「九龍ショック」以前、まだ「賢者イヴ」が「アリス」でカーサがジローを認めていなかった頃の話。変わっていないようで、それでも少しずつ変わっていく関係。ここからどのような過程を経て現在の状況に至ったのか、興味を惹かれます。あと、この話のゲストが本編で登場するのかもちょっと気になるところ。
どーでもいい独り言。今回の書き下ろしを読んで、アリスって根本的な部分でどうやら私の嫌いなタイプっぽいと気がついた(←遅) いや、4巻の時点では言うほど気にならなかったんですが、今回はいちいち引っかかってしまって……うーん、とにかく駄目だったんですよねぇ。
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