2012.01.18
昨年メディアワークス文庫から発売された『騙王』の作者さんの新作。『騙王』が普通に面白かったのと、乙女ゲーマー的にどんな内容なのかと気になったので購入。
ざっくりしたあらすじは、何の因果か乙女ゲームの世界に放り込まれた主人公。前世?の記憶によれば自分が該当するキャラは個別ルートに入ると高確率で死亡してしまう!というわけで、ヒロインのアタックをなんとか回避しようと奮闘する主人公・湊と彼にアタックを仕掛けてくる美少女たちの繰り広げる一風変わったラブコメディ、という感じ。
とりあえず最初に一言言うなら、乙女ゲーな感じは全くしなかったです。なんだろう、もしもこのゲームが実在していたら普通に面白そうかなぁとは思うんですが……攻略対象視点(しかもメタ的な知識持ち)である上に主人公以外の男キャラの影が薄すぎたりで乙女ゲームな雰囲気がないよ!という。加えて、主人公から見てメインヒロイン(メタ視点でいうプレイヤーキャラ)のライバルな女の子も数名登場してくるんですが、その全員がなんだかんだと主人公と親しくなっていくんで(一応地の文で他の男キャラとも親密度あがってるっぽい描写はあるけどそれらしいところは作中では見えない)、それ普通にギャルゲーですよね?と言いたくなった。ライバルキャラが存在するゲームとしては、とき○モGS(初代&2)やア○ジェあたりがぱっと思いつくけど、各ヒロインにスタート時点でお目当てキャラがいたり完璧ランダムだったりだしなー。どうでもいいけど、GSで狙ってるキャラ以外の男キャラがアタック掛けてくるのが心底うざくて、ライバルキャラの恋を成就させることはできないのか!とたまにコントローラー投げてたぐらいの人間としては、全員主人公狙ってくるってもう悪夢としか思えなかった……。
そんなわけで乙女ゲーである必然性は残念ながら個人的には全く感じられなかったのですが、毛色の変わった学園ラブコメと思えば普通に面白かったかなー。つーか、下手に乙女ゲー世界にしなくても、いっそ主人公がヒロインから逃げまくるのは、未来予知能力があるからとかでもよかったんじゃ……と思ったりもした。それはそれでベタだけど。
次巻はすでに執筆中らしいですが、どんな展開になるのやら。男キャラももう少し頑張ってくれるといいなー。あと、主人公君は生存模索するのは仕方ないとしてもう少しそれらしいイベントがあるといいなぁ。
作品名 : 乙女ゲーの攻略対象になりました…。 【amazon
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bk1】
著者名 : 秋目人
出版社 : メディアワークス(電撃文庫)
ISBN : 978-4-04-870880-7
発行年月 : 2012.1
2012.01.14
いちせさん主宰の「好きなライトノベルを投票しよう!! 2011年下期」、とりいそぎ投票だけ。
世間の評判とかお構いなしに、思いつくままにリストアップ。各作品へのコメントは気が向いたら追加する。
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2012.01.13
大国パルメニアを征服するという目的のため手を組んだ仮面夫婦と主従の戦いと、関係の変化を描いたシリーズ第10巻にして完結巻。
感想。ルシードとジル、そして二人と同時代に生きた人々にとっては、ほぼグランドフィナーレ、という感じでした。シリーズ中の謎も大体は綺麗にかたがついたし、舞台から去った人たちもおおむねは自分の望みを叶えて(あるいは託して)去っていったわけだし。あえて言うなら、最後の最後なのにジルの知略が発揮される場面がなかったのは残念だったかもしれない、というぐらいかな。
……と、そう思って満足する一方で、読了からずっともやもやしてるのは、やはり遠征王の存在があるから、なんだろうなぁ。いや、全パルメニアもの通しての細かな矛盾は今さら指摘する気はありませんが(その辺は今に始まったことでもない)、ただ、今回のことに関してはこの時点でわかってるなら、何か対策を採っておけよ!と叫びたい。とても叫びたい。むしろ叫ばせろ、という心境。だって、この時点でなにがしかの対策してれば、イグナシオやオリエを襲った数々の苦難が防げたか少しはマシになっていたかもしれない……と思うとやりきれないですよ。バルビザンデもなんでまた急にああなったのか分からないままだし、なんか納得できなくてすっきりしない……。
そんなもやもやを吐きだして少しすっきりしたところで、登場人物に関して。とりあえず勝って生き残った人々はお幸せに。リドリスは、それが目的なんだろうと思っていたとおりだったけど、最期の「遺言」が切なかった。あと、メリルローズは思っていたよりもずっと一途で哀しい運命の人だったなぁ、と。
全10巻これにて完結。次はどんなお話が語られるのか。「そのとき」シリーズが再開されたら嬉しいんだけどなー。
作品名 : プリンセスハーツ ~大いなる愛をきみに贈ろうの巻~【amazon
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bk1】
著者名 : 高殿円
出版社 : 小学館(小学館ルルル文庫)
ISBN : 978-4-09-452209-9
発行年月 : 2012.1
2012.01.01
明けましておめでとうございます。
旧年中は「空想堂」をご贔屓にしていただきまして、ありがとうございました。
昨年は別趣味にかまけてサイトはまったりのんびりマイペースで更新続けていましたが、今年はサイトの更新ももう少しぐらいペースアップしていきたいなぁと思っています。面白い本読むと、やっぱり感想書きたい!となるものねぇ……。
そんなこんなで、2012年もまったり更新していく所存です。よろしくお願いいたします。
2011.12.31
昨年に引き続きペースダウン中ですが、まぁ、年末恒例行事ということで。順不同。
なお、今回はライトノベルも一般小説もごちゃまぜ。前提条件は今年発売されて読んだ本、というだけで、再読でも気にせず選びました。(今年は個人的に復刊組が強すぎたんです……)
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